福本崇税理事務所ブログ ~Our Office Blog~

2020.12.10自責と他責

少し前のことになるのですが、お客様との会話の中で、心に留まる言葉があったので、書いておきたいと思います。

その経営者はこうおっしゃりました。「自責でないといけない。他責ではいけない」

これ、経営者として、非常に大事な言葉なのではないか、と思います。

 


極端に言えば、

会社の業績が悪いのは、経営者が打つ手を打っていないからそうなっているわけでして(もちろんその中で様々な整理をする必要があるのですが)

人に問題があるのは、会社に沿わない人材を採用して、育成も不十分であるが故に起こっているわけで

と、仮に権限を分掌していたとしても、最終的には社長にかかってくると考えるべきなのだ、と思うのです。

 


だからといってすべてに深く落ち込むことはないのですが、問題があったらなぜかと考えて、次の手を打つということは、同じ過ちを繰り返さないために、大事なのだと思うのです。

そんなことを記しながら前期の業績についてまだまだ反省しているなう…

 

 

 

 

2020.12.07弊社営業時間短縮のご案内

取り急ぎ、新型コロナウィルスの感染拡大に伴いまして、以下の通り、弊社営業時間を短縮させていただきます。

期間   12/7(月)~12/28(月)まで

     ※12/13(日)追記:昨今の状況に鑑みまして、営業時間の短縮につき、期間を年内一杯まで延長させていただいております。


営業時間  9:30~16:30

なお、感染拡大防止の観点から、在宅勤務等を推奨している関係から、一時的に事務所が不在となっている場合がございます。その場合は恐れ入りますが、改めてご連絡いただくか、担当へ直接ご連絡いただくようお願いします。

 

2020.12.02経営改善計画を策定すべきタイミング

事業の状況が思わしくない場合に、対策となる計画を策定するにあたり、国などから支援が受けられるものとして、早期経営改善計画、経営改善計画や経営再生計画があります。

これらについて、どのようなタイミングで検討するべきなのか、認定支援機関の目から記してみたいと思います。

ズバリ、さっくりと書いてみますと、あくまで私見なのですが、

 

①早期経営改善計画

 ・減収減益傾向

②経営改善計画

 ・2期連続赤字

 ・リスケ検討開始

 ・又は債務超過状態

 ・私的財産の投入を始めている(給与の返上を含む)

③経営再生計画

 ・債務超過が継続しており、個々の事業ごとに見た場合一部を切り離し、整理する必要がある

 ・債務の切り離しや棚上げを行わないと、事業継続困難 

 ・税金等の滞納や仕入先等への債務弁済の引き延ばし

 等現状のままでは事業継続は困難

 

という感じです。

 

これも私見なのですが、経営者の皆様や金融機関の皆様等がご覧になられた場合「思っているより、相当段階として早い」ではないでしょうか?

今まで、状態があまりよくない経営者の方とお話しますと、②の段階で①の要望を受け、③の段階で②の要望を受け…というケースが多いです。

 

もうリスケはするわ、税金滞納もあるわ、という状態で②の要望を受けたりするケースが特に多いですね。

これは、経営者の方々がどちらかというとリスクを取りたがる性向にある、ということや、会計や財務に対する誤解や知識不足が多い、というのが主な理由に上がるのだと思います。

 

次回以降のブログでもう少し詳しく解説していこうと思います。

 

2020.11.06経理代行の需要増加に思う

唐突ですが、どうしても天下一品のこってりラーメンが食べたくなり、ダッシュで食べにいった店主の福本です。

 

先日、弊社HPの件に関連してコンサルの方と打ち合わせをしておりまして、そこで指摘をされたのですが、弊社HPに関しての検索ワードで唯一100位以内に入ったのが「経理代行」だったそうです…なんの記事を書いたかすら忘れそうな話なのですが。

 

さて、経理代行というキーワードに関してですが、ニーズは確実に高まると予測しています。withコロナafterコロナで経営が厳しくなる会社が増える中、「直接お金を生まない部門」は最初にスリムアップの対象となるからです。

 

一方で、会社が経理を放置するというわけにもいきませんし、振込やら入金勧奨等をしないというわけにもいきません。現時点や近い将来の資金繰りに常に気を配る必要もあります。当然に、経理というのはいろいろと大事な業務を担っています。

 

さらに、優秀な経理社員というのは、単に今の状況だけでなく、補助金等のプラスになる情報もつかんでいたり、それ以外にも収支改善の対策をすぐに提案できたりするので、個人的には簡単にはスリムアップの対象にしないほうがいい気がします。

 

できれば参謀として、しっかりいろいろな業務にあたってもらったり、場合によっては、月に数日営業のサポートをしてもらったり、という形で使うことで収益に直接貢献してもらう等の対策のほうがええのでは…と感じる今日この頃です。

 

それでもスリムアップしたい、ということであれば、まずはこちらまで、ご相談ください。御社にとっての最適解を一緒に探させていただきます。

 

 

2020.10.30読書感想文

先日株式会社SoLabo(会社HPはこちら)との提携について記させていただいたのですが、

代表取締役の田原広一さんが書かれた著書「賢い融資の受け方35の秘訣(リンクはこちら)」を早速読ませていただきました。

ずはり、これから事業を始める方にぜひ読んでいただきたい一冊です。必要なことが、まっとうに書かれています。そしてわかりやすい。個人的考えてとも沿っており、提携は間違いでないと確信できた一冊でした。(税理士について書かれていた部分について、個人的に「ツボ」だったのは内緒です(笑))

これから創業融資案件を対応する際には、事前にお客様にご一読いただこうと思っています。