福本崇税理事務所ブログ ~Our Office Blog~

2020.12.18今年も悲喜こもごも

年の瀬も押し迫り、毎年恒例の税理士試験の合格発表が今朝ありました。

今日は講師としてブログ書いてみます。

 

私が担当させていただいたクラスにおいても、無事に合格をつかみとり、大きな一歩を踏み出した受講生が誕生しました。本当にうれしく、講師冥利に尽きる一瞬であります。

 

さて、すべての受験生にとってそうだと思いますが、今年の税理士試験というのは本当に特別な試験でした。教室講義が1か月以上中止になりましたし、そのあと授業はすべてマスクを着けて行うことになりました。ライバルだけでなく見えない敵とも戦わなくてはいけない、そんな特別な試験になりました。

そんな中、無事に官報をつかみ取った皆様、本当におめでとうございます。

 

 

科目合格をつかみ、次の科目に進める皆様、今日はお祝いですね。

そして、残念な結果に終わった皆様、次の夏こそ、ですね。

 

 

多くの受験生にとって、税理士試験はまた来年も続きます。受験生の皆さんをできる限りサポートしたいと思います。

 

うまくいかない時に、それでも続ける努力を、底力って言うんだよ。

と自分に改めて言い聞かせつつ…

2020.12.14年末年始の営業について

本日はこの場を借りまして、お客様ならびに関係先様へ、年末年始の営業体制についてご連絡させていただきます。


平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

弊社におきましては、本年は12月28日(月)まで営業、新年は1月5日(火)から営業させていただきます。

12月29日から1月4日までは営業を休ませていただきます。

 

また、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、短縮営業を年内継続とさせていただきますことあわせてご連絡いたします。

2020.12.10自責と他責

少し前のことになるのですが、お客様との会話の中で、心に留まる言葉があったので、書いておきたいと思います。

その経営者はこうおっしゃりました。「自責でないといけない。他責ではいけない」

これ、経営者として、非常に大事な言葉なのではないか、と思います。

 


極端に言えば、

会社の業績が悪いのは、経営者が打つ手を打っていないからそうなっているわけでして(もちろんその中で様々な整理をする必要があるのですが)

人に問題があるのは、会社に沿わない人材を採用して、育成も不十分であるが故に起こっているわけで

と、仮に権限を分掌していたとしても、最終的には社長にかかってくると考えるべきなのだ、と思うのです。

 


だからといってすべてに深く落ち込むことはないのですが、問題があったらなぜかと考えて、次の手を打つということは、同じ過ちを繰り返さないために、大事なのだと思うのです。

そんなことを記しながら前期の業績についてまだまだ反省しているなう…

 

 

 

 

2020.12.07弊社営業時間短縮のご案内

取り急ぎ、新型コロナウィルスの感染拡大に伴いまして、以下の通り、弊社営業時間を短縮させていただきます。

期間   12/7(月)~12/28(月)まで

     ※12/13(日)追記:昨今の状況に鑑みまして、営業時間の短縮につき、期間を年内一杯まで延長させていただいております。


営業時間  9:30~16:30

なお、感染拡大防止の観点から、在宅勤務等を推奨している関係から、一時的に事務所が不在となっている場合がございます。その場合は恐れ入りますが、改めてご連絡いただくか、担当へ直接ご連絡いただくようお願いします。

 

2020.12.02経営改善計画を策定すべきタイミング

事業の状況が思わしくない場合に、対策となる計画を策定するにあたり、国などから支援が受けられるものとして、早期経営改善計画、経営改善計画や経営再生計画があります。

これらについて、どのようなタイミングで検討するべきなのか、認定支援機関の目から記してみたいと思います。

ズバリ、さっくりと書いてみますと、あくまで私見なのですが、

 

①早期経営改善計画

 ・減収減益傾向

②経営改善計画

 ・2期連続赤字

 ・リスケ検討開始

 ・又は債務超過状態

 ・私的財産の投入を始めている(給与の返上を含む)

③経営再生計画

 ・債務超過が継続しており、個々の事業ごとに見た場合一部を切り離し、整理する必要がある

 ・債務の切り離しや棚上げを行わないと、事業継続困難 

 ・税金等の滞納や仕入先等への債務弁済の引き延ばし

 等現状のままでは事業継続は困難

 

という感じです。

 

これも私見なのですが、経営者の皆様や金融機関の皆様等がご覧になられた場合「思っているより、相当段階として早い」ではないでしょうか?

今まで、状態があまりよくない経営者の方とお話しますと、②の段階で①の要望を受け、③の段階で②の要望を受け…というケースが多いです。

 

もうリスケはするわ、税金滞納もあるわ、という状態で②の要望を受けたりするケースが特に多いですね。

これは、経営者の方々がどちらかというとリスクを取りたがる性向にある、ということや、会計や財務に対する誤解や知識不足が多い、というのが主な理由に上がるのだと思います。

 

次回以降のブログでもう少し詳しく解説していこうと思います。